【高尾山登山レポ】久しぶりに行ってみたら、完全に観光地だった

久しぶりに高尾山に行ってきました。

標高599mとそれほど高くはない山ですが、京王線・高尾山口駅からすぐ登山道にアクセスできるという、抜群の立地。都心からも行きやすく、日帰りハイキングにはぴったりの場所です。

今回は2025年のゴールデンウィークに訪れたのですが、思っていた以上に観光地化が進んでいて、いろいろな気づきがあったのでレポートしていきます。

準備について

登山というと、装備をしっかり整えるイメージがありますが、高尾山の1号路は舗装された道なので、軽装でも問題なく山頂まで行けます。

ただし、2号路〜6号路などの自然道に挑戦したい場合は、滑りにくい靴や動きやすい服装をおすすめします。

バイク駐車場情報

125ccまでのバイクなら、無料の駐車スペースがあります。

8:00ごろに到着しましたが、まだ停めることができました。もう少し早めの到着の方が安心です。

ふもとの様子

この日は朝早かったため、まだお店は開いていませんでしたが、リフトやケーブルカーの乗り場周辺にはすでに多くの人が集まっていました。さすが人気スポットです。

1号路を登ってみる

久々の登山だったので、もっとも歩きやすい1号路を選択。

この道は全面がコンクリートで舗装されており、道幅も広め。登山というより散歩に近い感覚で登ることができます。

登山者も多く、すれ違う人もたくさん。中にはもう下山している人もいて、現地の方によれば始発で登ってきたそうです。

リフトの降り場までは少し急な坂が続きますが、道が整備されているので安心して歩けます。

リフト・ケーブルカー周辺

ケーブルカーの降り場あたりから傾斜が緩やかになり、観光スポットが一気に増えてきます。

この辺りがちょうど中間地点のようです。

さる園、たこ杉、お団子屋さんなど、ファミリー層に人気のエリア。観光ムードが一気に高まります。

3号路への分岐発見

薬王院の鳥居をくぐってすぐのところに、3号路への分かれ道があります。

1号路の賑わいが嘘のように、静かで細い道が続いていて「山らしさ」を感じられる雰囲気。帰りはこちらを通ることにします。

男坂・女坂の分かれ道

さらに進むと、大きな鳥居の先でルートが二手に分かれます。

  • 男坂:108段の階段ルート
  • 女坂:ゆるやかな坂道ルート

どちらも薬王院にたどり着きます。グループで来ていれば、どっちが早いか競争するのも楽しそうです。

薬王院と六根清浄石車

薬王院では、御朱印帳やお守り、おみくじなどが販売され、参拝客で賑わっていました。

途中で目についた黒い石球は「六根清浄石車」というもので、真ん中の石を回すと煩悩が払われるそうです。境内を含めて20ヶ所以上あるそうで、まるでスタンプラリー感覚で楽しめそうですね。

山頂に到着!

ふもとからちょうど1時間ほどで山頂に到着。

時間は9時過ぎでしたが、すでに多くの人で賑わっていました。見晴らしもよく、達成感もひとしおです。

インフラの整いぶりに驚き

今回、高尾山が「観光地」だと強く感じた理由の一つが、インフラの充実ぶりです。

  • スマホの電波は道中ずっと圏内
  • 電線が通っており、荷物を運ぶ車も見かける
  • 山頂付近の水道には「飲めます」の表示あり

手ぶらでも行ける登山って、すごくないですか?

帰りは3号路〜2号路〜6号路へ

帰り道は、3号路→2号路→6号路を経由するルートに。

とにかく驚いたのは「静けさ」。

1号路の賑やかさが嘘のようで、ようやく「山を歩いている」実感が持てました。看板もしっかり設置されていて、初めてでも迷わず進めます。

琵琶滝でひと休み

下山途中、琵琶滝という小さな滝に出会いました。

体を動かしていると暑く感じていたので、滝の音や冷気に癒されました。夏場の癒しスポットとしてもおすすめです。

ふもとに戻ってきました

11時前にふもとへ戻ってくると、先ほどよりも人が増え、ケーブルカー待ちの行列や歌のイベントなども行われていて、まさに“観光地”そのもの。お店も大盛況でした。

まとめ:高尾山は「山」より「観光地」?

今回、久しぶりに高尾山に登って感じたのは、「山登り」というより観光地に遊びに行った感覚が強かったこと。

子ども連れの家族、カップル、友人グループなど、多くの人が写真を撮ったりお団子を食べたり、お参りをしたりと、それぞれの楽しみ方をしていました。

ただし、1号路以外のルートは自然を感じられる場所も多く、しっかり登山を楽しみたい人にとっても満足できる山だと思います。

今回は通らなかった道もあるので、また機会があれば別ルートで登ってみたいと思います。

それではまた、お会いしましょう。

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