iPhoneを購入するとき、多くの人が当然のように、ケースやガラスフィルムも一緒に買いますよね。
新品のiPhoneを開封し、まるでガラス細工を扱うように慎重に箱から取り出し、指紋ひとつつかないうちにフィルムを貼って、そっとケースに収める…。
でも、ちょっと待ってください。本当にそこまで必要なのでしょうか?
今回は、iPhoneを裸で使うことのメリットについて、お話ししていきます。
iPhoneは、裸がいちばん美しい
そもそも、皆さんがiPhoneを選ぶ理由のひとつは、その「見た目の美しさ」ではありませんか?
毎年わずかに薄くなっていくベゼルや、洗練された金属の質感。そのどれもが所有欲をくすぐるデザインです。
もし、AppleのCMにゴツゴツしたケース付きのiPhoneが映っていたら…ちょっとテンション下がりますよね。
あなたが今手にしているiPhone、そのままの姿で使われていますか?

iPhoneは確かに高価。でも…
円安の影響もあって、iPhoneの価格は年々上がり続けています。
かつては10万円以下でほとんどのモデルが買えましたが、いまやiPhone 16が12万円以上。画面割れの修理費も公式だと4万円超えが当たり前です。
「高いものだから、きれいに使いたい」——その気持ちはとてもよくわかります。
だからこそ、ケースやフィルムが「当たり前」になったのでしょう。
ですが、「格安でiPhoneを買う」という選択肢も、今はあるのです。

実はiPhone、2,000円で手に入る?
以前の記事「iPhoneが2,000円台で買える?!スマホ市場のカラクリを使った最安でiPhoneを買い換え続ける方法」でも紹介しましたが、キャリアのキャンペーンを活用すれば、ひとつ前の世代のiPhoneを2,000円ほどで入手することも可能です。
2年間使用後にキャリアへ返却する必要はありますが、そのときはまた別の格安iPhoneに乗り換えればOK。つまり、「破格」でiPhoneを使い続けられるというわけです。

万が一の故障でも、たったの22,000円
ちなみに、格安iPhoneでも、返却時に画面割れなどがあると「故障時利用料」がかかります。
でも、その金額は一律22,000円。
Appleで修理すると4万円以上かかることを考えれば、かなり安いですよね。
ただし、修理ではなく返却なので、画面が割れをなんとかしようと思ったら、次のiPhoneに乗り換えることになります。
こう考えると、iPhoneを守るためのケースやフィルムは、そこまで必須ではないかもしれません。

例外:売る予定がある人は注意
ただし、すべての人に「iPhoneを裸で使おう」と勧められるわけではありません。
iPhoneを将来的に自分で売る予定がある方は、ケースやフィルムでしっかり保護した方が無難です。
特にProモデルなど、格安販売を行なっていない端末を使いたい方は、売却を視野に入れると、再販価値を下げないよう丁寧に扱う必要があります。

まとめ:iPhoneをもっと自由に楽しもう
昔のガラケーや携帯ゲーム機は、傷だらけになりながらも“そのまま”で使っていましたよね。
でもiPhoneが登場してからというもの、保護するのが当たり前に。ちょっと寂しい気もします。
でも本来、iPhoneはそのままが一番美しい。
裸で使えば、デザインの良さを改めて感じられますし、自然と「大切に使おう」という気持ちにもなります。
もちろん、ケースで個性を出したい方はそのままでOK。
ただ、「なんとなく」で透明ケースをつけて、せっかくのデザインを隠してしまっているなら…。一度、フィルムもケースも外して、“そのまま”のiPhoneを楽しんでみてはいかがでしょうか。
それではまた、お会いしましょう。
