皆さん、次の2つの商品があったら、どちらを購入しますか?

右の商品が、なんとなく良いものに見えませんか?
実際には中身が全く同じ商品でも、画像の見せ方次第で印象が大きく変わります。
実は、Amazonなどの大手ECサイトでは、商品の背景を白くすることが義務付けられています。
それは、背景を白くした方が「売れる」からです。
今回は、そんな背景を白くした美しい商品画像を簡単に作る方法をご紹介します。
AI白抜きアプリ『Photoroom』
従来、白い背景の写真を撮るには、撮影機材を揃え、白いスクリーンに被写体を置き、強い光を当てて撮影する必要がありました。
しかし、個人でメルカリの商品を売るために高価な機材を用意するのは現実的ではありません。
そこで登場したのが、AIを活用して簡単に背景を白くできるアプリ『Photoroom』です。
このアプリは、以下の作業を数回クリックするだけで行ってくれます。
- 背景を白くする
- 画像を中央に配置する
- 影を追加する
- 明るさや色味の調節をする
特に、複数の商品を一気に編集したい場合に最適なツールです。
商品の背景を白くする手順
部屋を明るくし、照明の色を昼白色(白色)に設定します。
電球色(オレンジ色)の照明は、背景を白くした際に商品が黄ばんで見えるため避けましょう。
また、ツルツルした商品や透明な商品は床の色が見えてしまいやすいので、白い布や紙を使って撮影してください。
縦横比は1:1(スクエア)に設定します。
商品が歪まないよう、少し引き気味にズームして撮影します。
近すぎると歪むので注意してください。

アプリをインストールし、起動します。
「コンテンツ」をタップしてアカウントを作成します(テンプレート保存に必要です)。

「環境設定」をタップし、余白を0%に設定して、画像が大きく配置されるように調整します。


「作成」→「写真を選択して始める」をタップします。

カメラロールから画像を選ぶと、自動的に背景が切り抜かれます。
切り抜いた画像をタップします。

もう一度切り抜いた画像をタップし、「影」→「カスタム」と進みます。

以下の値に調整し、「完了」をタップします。
- 明暗度: 20
- 半径: 40

下にスクロールして「調節」をタップします。
明るさや色味を以下の設定値に調整します(カメラや撮影環境により異なります)。
- 明るさ: 50
- 色温度: -20
- 彩度: -60(本などの場合は0)
- シャドウ: 100(本などの場合は0)

右上の共有アイコンをタップして、画像をカメラロールに保存します。

「コンテンツ」から作成したデザインを探します。
「…」を押し、「テンプレートに変換」を選ぶと、次回以降の編集が簡単になります。

まとめ
いかがでしたか?
『Photoroom』を使うだけで、簡単に見栄えの良い商品画像が作成できます。
ぜひ今回の方法を活用して、商品の印象をアップさせてください!
それでは、またお会いしましょう。