iPhone12の発表と同時に登場したワイヤレス充電機能「MagSafe」。
iPhoneの背面と充電器が磁石で吸着し、ケーブルを使わずに充電できるという非常に優れた機能ですが、まだ広く認知されていないように感じます。
こんなに素晴らしい機能を使わないなんて勿体ない!というわけで、今回はMagSafeの使用レビューをお届けします。
これから購入を検討している方にとって、参考になる情報が満載ですので、ぜひご覧ください。
ワイヤレス充電とは?

ワイヤレス充電とは、スマホを置くだけで充電ができる画期的な機能です。
専用のマットやスタンドの上にスマホを置くだけで充電が始まるため、毎回ケーブルを差し込む必要がありません。スマホのほか、ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチなど、多くのデバイスがワイヤレス充電に対応しています。
例えば、机の上やベッドサイドにワイヤレス充電器を設置しておき、そこに端末を置くだけで充電が始まるとしたら、非常に便利だと思いませんか?
ワイヤレス充電の主流規格である「Qi(チー)方式」は2010年に登場し、iPhoneはiPhone8以降、この規格に対応しています。
MagSafeとは?

一般的なワイヤレス充電器には、一つ大きな課題がありました。それは、充電器と端末が正しい位置に配置されていないと、充電が開始されない点です。
例えば、夜寝る前にワイヤレス充電器にスマホを置いたつもりが、わずかに位置がずれていて、朝起きたら充電がされていなかった…。なんてことがあったら悲しいですよね。
Appleはこの問題を解決するため、Qi方式の充電器に磁石を内蔵し、端末と充電器がぴったり吸着する仕組みを導入しました。磁石の力で端末を正しい位置に固定し、確実に充電が行われるようにしたのです。
これがApple独自の規格「MagSafe」です。
MagSafeはiPhone12以降のモデルに標準対応しています。また、iPhone8〜iPhone11のモデルでも、MagSafe内蔵ケースやMagSafeリングを使うことで対応可能です。
MagSafeの活用方法
それでは、実際にMagSafeを活用するシーンをいくつかご紹介します。

私はiPhoneを目覚ましとして利用しているので、寝室での充電は欠かせません。
充電が始まると、iPhoneが「スタンバイモード」に切り替わり、アナログ時計やデジタル時計、写真のスライドショーなど、選択肢の中から好きな表示を設定できます。
アラームが鳴ると、ボタンが大きく表示されるので、寝ぼけていても確実に止められるのが便利です。

デスク上ではMagSafeスタンドを利用しています。これにより、iPhoneを時計代わりに設置することができます。特にiPhone14Pro以降のモデルでは、ディスプレイの常時表示機能が活躍します。

車内ではMagSafeホルダーを使用。ナビを使う際にも非常に便利です。磁力は十分に強力で、操作中に端末が落ちる心配はありません。

料理中にレシピを確認したりタイマーをセットしたりする際は、壁用のMagSafeホルダーが活躍します。キッチンテーブルが濡れていても、壁に設置しているため安心して操作が可能です。
まとめ
ここ数年で、MagSafe用のホルダーやアクセサリーは多様化し、非常に便利なアイテムが多数登場しています。
今回ご紹介した使い方の中で気になるものがあれば、ぜひ試してみてください。個人的には、寝室での利用が特におすすめです!
それでは、またお会いしましょう。